篠栗四国八十八箇所霊場第85番札所の祖聖大寺は高野山真言宗の寺院で、縁結び・幸せ開運・子授け・安産祈願の願掛け寺として有名な寺院です。トイレの御札は全国の方に求められています。真言宗の「生かせいのち」をテーマに生きる喜び、苦しみを乗り越える力を身に付けて幸せな人生をおくって頂く仏教の教えを広めている寺院です。
昔、八木山峠は山賊が横行し、旅人や修行者が襲われることが多かったため、黒田公は長浜武敬公を治安維持のためにこの地に止住させ、その長浜公は大変信心深い方で、長浜公が奉安された大日如来の石像が今でも祀られています。
また縁結びの「愛染明王」が祀られている愛染堂は手作り感がある堂で、若い女性向きの観光スポットとして参拝客が多いです。御本尊は四国八十八箇所霊場第85番札所・五剣山八栗寺から勧請した聖観世音菩薩で、別名郷ノ原観音とも呼ばれています。
御本尊:聖観世音菩薩
御詠歌:煩悩を胸の智火にて八栗をば
修行者ならで誰か知るべき
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