篠栗四国八十八箇所霊場第36番礼所の鉾立山天王院は「のみやまさん」の愛称で親しまれている高野山真言宗別格本山・呑山観音寺の塔頭寺院です。御本尊は四国霊場第36番札所独鈷山青龍寺から勧請した波切不動明王で、天王院の本堂は篠栗一大きな本堂と言われています。
春からの新緑の季節は青紅葉が一面に広がり、6月になれば紫陽花の花が開き始め、紅葉の時期になると天王院参道の紅葉並木や境内全体が真っ赤に染まります。四季を感じる事が出来る寺院です。
元々天王院は紀州高野山にあった寺院で、廃仏毀釈で廃寺になっていたのを1973年に再興し、別の場所にあった第36番札所の権利を譲り受けたものです。
御本尊:波切不動明王
御詠歌:わずかなる泉にすめる青龍は
仏法守護の誓いとぞきく |