篠栗四国八十八箇所霊場第47番札所の阿弥陀堂で、御本尊は四国八十八箇所霊場第47番札所・熊野山八坂寺から観請した阿弥陀如来です。こじんまりとした堂で、建立時の天保仏・阿弥陀如来像が現在でも御本尊になっており、車を止める場所もごみ収集場の隣に1台分と小さい堂です。阿弥陀堂の隣にも古い堂がありますが、「古い仏様を上げないでください。粗末になります。守堂者」と貼り紙がされてます。
明治16年に萩尾部落は大火災が発生して、御本尊の阿弥陀如来石像が首・胴体・台座と割れてしまい、それ以降火難除けや腰痛治癒に御利生が得られるという事で、信仰される方が多いと言われています。現在の阿弥陀堂は昭和49年に完成したものです。
御本尊:阿弥陀如来
御詠歌:花を見て歌詠む人は八坂寺
三仏じょうの縁 とこそきけ
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